四次元の船

六月十一日

数学ブックトーク 入梅
三回目の参加。
森田真生さんの話を聴く。

数直線から拡張された90°回転の
iの話は毎回語られるエピソード。
でも、大きな網の目をなぞるように
毎回違う方向から繋がってくる。

「その話はもう聞いたぞ!」

と、吉本隆明さんの講演で
ヤジっている観客に

「当たり前だろ、
だって吉本隆明だぞ」

と南伸坊さん。

そんな話を何かの本で読んだのを
思い出す。

ぼくは、いろんなものに
苦手意識があるけれど
最初に過剰にできる気がして
でもちょっと頑張っだけどできなくて
その先に行けずに挫折して
苦手化するパターン
その繰り返し。

で、数学も苦手化。
数式がちょっとわからないと
すぐに身体が拒絶反応。やっかい。

でも、数学史から紐解いていくと
人が紡いできたストーリーとして
頭に入ってくるので
もう一踏ん張りできる、というか
なんか楽しい。

毎回、自信過剰気味に
できそうな気がするっていう感覚だけで
同じ方向からのアプローチを繰り返して
失敗していただけか。アホだな。

向きを変えてみる、というのは
意識してみよう。

終了後、
「バックナンバーは
なかなか買えないもんね」
「これは買わなくちゃね」
という関係者らしい人たちの会話。
もし販売戦略だったら
それにまんまと乗って買ったのが新潮六月号。
森田さんが何か書いてるらしい。
せっかく買ったので
冒頭に乗っていた小説を読む。

四時過ぎの船/古川真人

ばあちゃんが自宅から
波止場を回って家に戻ってくる。
ばあちゃんは、場の記憶に引っ張られて、
時空を駆け巡る。
孫を迎えに行ったのだけれど
行き違いに。
孫にあたる彼らも、
ぐるっと回りながら
ばあちゃんの家を目指す。
回りながら、繋がっていく。
そしてばあちゃんと、
ほぼ同時に家に着く。
時間軸は違うのだけど、確かに会う。

ぐっときた。
四次元構造だなぁ。
なんて数学ブックトーク後だからか。
小説から島の地図を読み取って
描いてみようしたけど上手く書けず。

お盆に実家に戻ったときには、
ぐるっと回ってみよう。

確率統計ノート7/7年越し

2010年4月22日にはじめたもの。

はじめての統計学 鳥居泰彦 著

演習とかをやりつつ、
先日、とりあえず一通り終了。

ん?

ん?

7年?

えっと、

確か7年前、自信満々でした。
さらっとやり遂げて、もっと先へ。
みたいな。

で、

一年ほど前、ほんの数ページで
断念したことがわかるノートを
見つけました。

確信を持って できる と思ったら
できるようになるもんだ

と思いこんでけど、
えらい勘違いだったんだな

と思って、自分の不甲斐なさに
悲しくなったりもしたもんです。

じゃ、なんで終わったのか。
しかもいまごろ。

はて?

「おじいちゃんのノート」
で有名な水平開きの方眼ノートを
なんとなく買ったこと。

フリクションの0.5で書くと
とっても気持ちよかったこと。

森田真生さんの
「数学ブックトークin東京」
に行っておもしろかったこと。

確率思考の戦略論 という本を
読んでおもしろかったこと。

そしてまた懲りずに、
高度な確率の話が
少し頑張ればわかるんじゃないか
と思ったこと。

そして、ちょっとやってみて、
全然わからないじゃん、ダメじゃん、
と、似たような感じで繰り返したこと。

でも、なんか、わかった先には
どんなものがあるかは
おぼろげながらわかったこと。

そして、なぜか、
常に「はじめての統計学」が
目につくところにあったこと。

20162017

大したことをしていない一年。
それでも 一年は、一年で
それなりの時間の中で
それなりに何かをしてきて

その中の何かが、
次の何かとつながったり、
するんじゃないだろうかと。

さて、
また よろしくお願いします。

前に倒そう。

〆切本
というのをチラッと立ち読み。
どっかで買います、きっと。

その中に、
「〆切を前倒しするのではなく、
はじめるのを前倒しする」
といったような言葉が。

前後ちゃんと読めていないので
取り違えているかもしれませんが
ま、そんなことはどうでも良くて

これ、心掛けよう。

とにかく一度はじめてしまえば
もうゼロではなくなっています。

ゼロからイチをつくるのと
有るものを増やしていくのでは
質的には ものすごーく違う。

脳内ではバックグラウンドで
いろんな繫ぎ合わせが
はじめてくれているはずだし、
いわゆる閃き、なんかも。

はじめる=一旦本気でやる
です。

これ、心掛けよう。

馴染んで来ました。

引っ越して来て2年。

ここはなんだろう?
こっちはどうなってる?

興味津々でみて回る街は
結構大きな世界でした。

しばらくして、

ここは使える。
こっちは使えない。

とか、整理し始めて
関係のないところが
意識から消えていって、
街が縮んで行きました。

ふと、
ここには何があったっけ?
みたいに、
何が無くなった時だけ
意識に帰ってくるくらい。

このへんでのんびり、
街を散策し直してもいいかな。






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「分からないことばかり」
ということに気づくと
考えなくちゃいけないなー
ってことが増えて
めんどくさいことになりますが
なんか、それは
結構楽しいことのような
気もします。

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